今年は、12月29日から1月7日までお休みです。
年明けまでは掃除したりいろいろやっていたのですが、
お正月明けてからは比較的のんびりしています。
なので、配信で見たい映画を今のうちに見よう~ってモードになりまして、
年明け、1/3に一発目に見たのは

女子高生に殺されたい
オイオイ物騒だなww
そして、なにやら「女子高生」ってところが淫靡だぞ。
って思うけど、そうでもない

が、
まぁもう一言でいえば、「
頭のおかしいイケメン教師」の話ですね
うっすらネタバレします
東山春人(田中圭)は、胎児の記憶がある。いや、母親から言われたのを自分の記憶として想像しているのかもしれない。生まれる時に、へその緒が首にからまっていた記憶。
あるとき、8歳の女の子が大人を絞め殺したというニュースがあった。
そこで「これだ」と思った。この子に殺されたい。
そして、女の子が女子高生になるまで待った。
彼女の学校に異動したくて、おなじ現国教師のスキャンダルをリークして首にさせてそこにまんまと収まった。
でも、彼女が罪に問われるのはだめだ。完全犯罪でないと。
人気のある先生になり、生徒をうまく誘導して文化祭で「恋するエミリー」という演目をすることに。その演目は主人公のエミリーと、もう一人キャサリンが一人の男性の恋をする話で、
キャサリンは途中で亡くなり、エミリーが舞台上で叫ぶシーンがある
「キャサリン!キャサリン!キャサリン!キャサリン!!」
さぁ、どうやって春人は自分を完全犯罪で殺してもらえるようにするんだろうか?
って話で、
なんかね、空気が
「お耽美」
って感じなんですよ。
女子高でなく共学だし、そんな金持ち学校でもないのに、なんとなく、ね。
終わってから原作をみたら、分かった。
古屋兎丸さんが原作らしい。
そりゃこうなるだろうよww
古屋兎丸さんは、
「帝一の國」とか
「ライチ☆ひかりクラブ」の原作者。
そりゃ面白いはず。
この映画をチョイスするまえに、去年の「芸能人格付けチェック」の再放送を見ていたんですよ。
そこで「おっさんずラブ2」の番宣できていた田中圭さんをみて、
あの
コミカルな人柄がめちゃくちゃいいよな~って思っていたんですよね。

「おっさんずラブ」のはるたんも、ちょっとおばかっぽい能天気な愛されキャラ

あれは田中圭さんが演じたから、こんなにこのドラマが売れたんだとおもう。
そんな田中圭さんの違う一面を見てみたい・・って思ったんですが、
まぁ、ほんとに、同一人物とは思えないこのキャラ。
いいわぁ~~

4日に見たのは

怪物
アマプラにあった~!
映画館でみたいなっておもっていたけど、見そびれていたんですよね。
内容があんまりわからない予告を延々見ていて気になっていた。
これも・・面白かった
思いっきりネタバレします
シングルマザー(安藤サクラ)で5年生男子を育てている。どうやら息子の様子がおかしい。
学校で何があったんだろう?問い詰めてみる
「担任が・・・・」きくと、担任が「お前の頭にはブタの脳みそがはいっている」と言われた、
という。学校にクレームに行くが、校長先生は魂が抜けたようになっている。
どうやら、ご主人が3歳の孫を知らずに轢いて殺してしまったらしい。
担任は若い男子教師。
なんとか出てきたが、謝らないし、目をあわさないし、声が小さいし、ぼそぼそと棒読みで何か言い訳をしている。
余計に腹が立つ。
息子は血を出して帰ってきた。担任に殴られたという。また学校にいく。
「手と鼻の接触があったということは・・」書かれたものをただ読み上げるだけの覇気のない校長。ただただ頭を下げる教員たち。
何に謝っているのかもわからない。
教師(永山瑛太)目線になる。めっちゃいい先生で、全然子供を殴ったり暴言を吐いたりするような先生じゃない。むしろ、親身になって子供たちを理解しようとがんばっている。
なのに、クレームがきた。いや、そんなことはない。濡れ衣だ。
でも、すごい勢いで親が駆け込んでくる。
周りの教職員は「言い訳するな。言い訳したら余計に火に油を注ぐ。とにかく謝れ」
「でも、やってない・・」「いいから謝れ!」
謝るセリフを覚えさせられて、それを言わされる。
母親はどんどんクレームをもってくる。そのうち、マスコミにもリークされ弁護士もたてられる。
そうなると、学校は彼を守ってくれなくなった。
彼女も去っていった。
仕事もなくなった。なんで?何もしてないのに・・・。
おかしい・・
学校にいって当該生徒に会うと、彼は逃げていく。「なんで?」って聞きたいだけなのに。
最後、生徒は階段から落ちた。
「先生が突き落とした」
そんなこと・・・してないのに。
ここからが解答編みたいになる。
被虐待児・・とされていたミナト。虐待されていたのはミナトではない。
星川というクラスメイト。
星川は背が小さく、男の子よりも女の子と遊んでいた(女の子は小さい星川君の保護者的な気持ちだったのかもしれない)
5年生になっても鏡文字を書いてしまう。学習障害?なにかの障害をもっていそう。
でも、親はそれを認めない「病気」だという。「お前の頭にはブタの脳が入っているからバカなんだ!」と言われていた。親から暴力的虐待も受けていた。
学校でもいじめられていた。「でも、俺、病気だからしょうがないんだ」って屈託なく笑う。
ミナトはいじめないが、かばわない。たまにいじめっ子の邪魔になるようなことをするだけ。
そして陰では星川を助けていた。
ミナトがスニーカーを1足なくしたのは、星川が靴を隠されて星川が1足貸してあげた。
星川はミナトに、山奥の秘密基地を教えてあげた。そこには廃電車が打ち捨てられていた。
そこで二人は放課後を過ごす。
クラスではしゃべらないけど、ここでは一緒に笑ったり遊んだり。
それはミナトにとってかけがえのない時間だった。
この町に台風がやってくる。
って話で、
最初の母親の章では「え?」って思ったりちょっと違和感があったりして、
気持ち悪いし、とにかく学校も担任もひどすぎて、めちゃくちゃ腹立つ。
でも担任ゾーンで「はぇ?」ってなって、え?どういうこと?息子(ミナト)の狂言なん?
クラスの子たちは「先生が殴った」とか言ってるのに?
ってなって、
ミナトのターンになって、最初の違和感とか「え?」とかが伏線回収されていく気持ちよさ。
と共に、子どもゆえの辛さ。
それと、ミナトは星川に対する気持ちが最後「ん?」ってなって、それも辛いんだよな。
自分で自分が分からなくなってしまう。お母さんが自分に期待している『お父さんのような家庭』をもつことができるんだろうか?
「生まれ変わる」がこの話のテーマにもなっていて、
お父さんが亡くなってもう生まれ変わってるかなぁ・・・って頻繁にミナトは母親に聞く。
ラスト、ミナトと星川はある暗くて狭い暗渠のようなところを通って、外にでる
そこはもう嵐が過ぎ去ってとてもいいお天気の中、はしゃぎながら走っていく。
そのシーンの意味がはかりかねていたんだけど、
ネタバレ考察をみたら、あれは「生まれ変わった」のでは?と。
行きにあったバリケードやいろんなものはなくなって、ただの草原のようになっていたのは
それらが嵐で飛んで行った、もしくは片付けられた、のかもしれないけど、
もうすでにそこは死後の世界で・・・っていう説。
それはそれで・・・なんかつらいのと、あぁ、もうしんどくないのか・・ってのと、
でもやっぱ・・・ってので、
ものすっごいラストがううう・・・ってくる。
ここまではまだよかった。
いや、それなりにどっちもしんどかったけどね。
次に見た映画がもっとやばかった
「あんのこと」
もんのすっごい、しんどいです


これはやばい。
香川杏(河合優実)21歳。学校は小学4年から行ってない。シャブ漬け。ウリのお金は親にとられる。
初体験は12歳。親に売られた。
家は団地で、足の悪い祖母と、キャバで働く母(こちらもおそらくウリやってる)がいてゴミ屋敷。
祖母を見捨てられず、逃げ出せなくて母からの壮絶なる暴力をうけている。
ウリの客が薬中で倒れた。それで杏も捕まった。
すぐに釈放されたが、その時に刑事の多々良(佐藤二朗)と出会う。
多々良は薬を辞められない人を集めた集会サルベージをしていた。
そこに連れていかれて、その集まりを取材している記者桐野(稲垣吾郎)とも出会う。
多々良と桐野の尽力により、杏は薬とウリを辞め、介護施設で働きだす。
役所に多々良も行ったが、生活保護は受けられず、なかなか自立できないけど、
DVシェルターにはいることができて、親から逃げることができた。
最初の職場はまともに賃金をはらってくれなかったが、
次の職場は杏の状況を理解して、「何かあったらその時に考えよう」とも言ってくれた。
利用者さんからも慕われ、
夜間学校で勉強しなおすことも始めた。家で小学生のドリルをする。
だんだんあの地獄のような生活からぬけだしていく。
が、
世の中はコロナ禍にのみこまれていく。
学校も休講になり、職場は感染予防のために正職員だけになって、杏たちは休みになってしまった。
あるとき、隣の家から子供の泣き声がとまらなくて・・
って話。
ものすっごい、ものすっごい、ものすっっっつごい、この親がむかつく。
子どもを何とも思ってない。自分が自由にしていいモノとしか考えてない。
この親に育てられなかったら、彼女はきっと違う未来があったのに。
あんの最期は・・・本当にどうしようもなく、辛い辛いことになるんだけど、
これは実は
ノンフィクションであることに、さらに衝撃をうける
そしてこれは、その女の子だけじゃなく、
今、いっぱいこんな子がいるんだ‥って現実がしんどい。
福祉が、よき大人が、手を伸ばしても届かない子たち。
届いても、最後までその手をつないでいられなかった子たち。
そんな手が差し伸べられている事すら知らない子たち。
全員がいなくなることはできないかもしれないけど、
どうにか一人でも救いがありますように
ここで、
どどど~ん・・・・と気持ちがオチまくってしまった


やばい・・病む。
「女子高生に殺されたい」
「怪物」
「あんのこと」
と、だんだんに病む映画を見てしまった

お正月早々、これはいかん。
能天気なものが見たい。
命にかかわらないやつ!!!!!
って思ってとりあえず
BLドラマの
「恋をするなら2度目が上等」
の途中からと
「みなと商事コインランドリー」
の途中ちょびっとと
あと何見たっけなぁ・・・。
あぁ

「君には届かない」
を久しぶりに最初から最後まで見たな。
「君には届かない」なんてまじでピュアすぎる高校生のお話で
害も毒も塩コショウすらないww
可愛すぎる恋のお話。
おかげで、正月からしんどい映画でかかえたおもた~~いやつを
完全デトックスされました~
こういう、なんの害も、毒もないやつがいい
あぁそうそう。昨日の夜配信の
「Love in The air」ってBLドラマの最終回もみたけど
(こちらはFODのみです)
いやぁ・・・最初から最後まで、好きじゃなかったな
流行りのタイBLのリメイクで日本風にしているんだけど、
全然日本風じゃなくて、セリフがいちいち気持ち悪い。
キャラも、これはタイの人が好みな感じなんだろうな・・って。
おらんおらん、こんなやつ!って思った。
レイが父から譲り受けた古い車をのっていたら、故障して、通りすがりのバイクの兄ちゃんが直してくれて、
その兄ちゃんがイケメンで、ちょっと偉そうで、
お礼を・・・って言ったら、体を要求されて、「いや!」ってにげてくるけど、
なんやかんやでこの二人がくっつく。
バイクの兄ちゃんは闇レースの天才メカニック。
兄ちゃんは嵐って名前ね。
レイの親友、カイはその闇レースにレイが忍び込むときに心配だからついていって、つかまって、
でも、「僕の子だから」って助けてくれたフウマは、嵐と同じチームのレーサ。
フウマはカイを口説くけど、カイは絶対になびかない。
それはカイの過去に秘密があって・・
って話で、ストーリーだけをうまくやればそんなに気持ち悪くないだろうけど、
おそらく、タイ語を訳して日本語にしたのが、セリフが細切れなんですよ。
んで、もうすぐ終わるけど今、
「未成年」ってBLドラマもやっていて
こちらは韓国BL漫画のドラマ化。
こちらも微妙に韓国臭がして、ちょっと気持ち悪いなぁ・・・って思っていたけど、
慣れたのか、今はそんなに気にならずに見れてしまう。
話も面白いしね。
めっちゃ重い話だけど。
水無瀬はお金持ちで頭もいい。学年に5番以内に入っている感じ。
蛭川は同じ高校で、学校をさぼり勝ちで先生に目をつけられている。
あるとき、水無瀬が塾の帰り道に蛭川が父親に暴力を受けているのを見てしまう。
蛭川が学校をさぼっているのは、父からの暴力のけがのせいだった。
だが、学校で蛭川と仲良くしているのがばれると、いろいろ困るので学校ではしゃべるなという。
蛭川は学校の外・・水無瀬の塾が終わる時間に公園で待ち伏せしたりして、そのあと水無瀬の家に泊まったりしていた(水無瀬の家は母も父も仕事で海外に行きがち)
蛭川と映画の話になり、「見たい映画がある」と題名をいうと、そのDVDを蛭川が持っているという。
「なんでこんなマイナーな映画を?」「これの監督が俺の父親だから」「へ?」
蛭川の大好きな映画監督が、水無瀬の父だった。
そこからどんどん仲良くなっていく。
ある日見ていた映画でキスシーンがあった
「水無瀬、キスしたことある?」「ないよ」「・・・・してみる?」
蛭川が水無瀬にキスをする。びっくりして席を立つ水無瀬。
ってな感じから始まるんですが。
この蛭川の父は、離婚した母が帰ってきてほしいと酒におぼれていて、
母はもう新しい家庭を作っているから、蛭川は父が母の新しい家に行かないようにストッパーになっている。そして父からの暴力を抵抗せずに受けている。
自分さえ我慢したら、母と、異父弟が守られる。
そういうのとか、
蛭川がふいにキスしたりするけど、修学旅行で熱を出して寝込んでいる水無瀬にアイスキャンディーを差し入れに来て、半分こして(2つに割れるやつ。今も売ってる?)
そのままのキスがものすっごい、いい。
今日の夜中やるので、とりあえず見てから寝ます。
見るまで寝れない!!
あそうそう。
今日は短いのをみたいな・・・ってショートフィルムをさがしていたら
昔みたかったこちらをみつけた

undo
ちょっと古い映画だけど、これ、1時間ないんだね。
行定監督なだけあって、映像がすごい。綺麗。
1994年の映画ってことは、30年前?え?そんなに?
山口智子さんと、豊川悦治さんがほとんど。
あと、精神科医の先生がちらちら、歯科医もそういえばいたな
ぐらいの登場人物。
マンションの1室で作家の夫(豊川悦治)がずっと作品をつくっている。
その横で妻の、萌実が編み物をしている。
「今度の日曜日どこかにいこう」
「忙しいから無理だよ」
妻が犬が欲しいといった。けどマンションでは飼えない。
なので、亀を2匹かってきた。甲羅に穴をあけて、ひもでつなげるようにして、散歩も行けるようにした。
ふと気が付くと家の中のものが縛られいる。
亀も。本も。リンゴも。そして妻が困ったように見せる
妻は編み物の手ごと縛っていた。
精神科医に見せたら「強迫性緊縛症候群」だという。
しばらくすきにさせてみて・・といわれてそうしたが、どんどんいろんなものが縛られていく。
ある日家にかえったら、部屋中にひもが。
「『待ってる』を縛ったの」
再度受信するも「ひどくなっている。これは奥さんをしばってあげてみては?安心するかもしれませんよ」と言われて、
家で妻を縛る。が「もっと、ちゃんとしばってよ」と真顔でいう。
いくらどんな縛り方をしても、最後は真顔で「もっとちゃんとしばって」って・・・
どうしたら元の妻にもどってくれるんだろう・・
って話なんですけどね。
とにかく、山口智子さんがめちゃくちゃかわいい。令和の時代にこの子がいても、絶対モテる。
こんな感じだった?まじで?もっと気が強い役ばっかり見ていたよ。
最初はよく笑っていて、旦那さんにも話しかけたりするけど、
発症してからは、真顔で、
シャワーシーンもあるけど、とても美しい。
なんかもう、異次元に引っ張って行かれたような気分でした。
そうそう、読み終わったのはこちら
「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」東野圭吾
これは前に「ブラックショーマンと覚醒する女たち」を読んで、
どうやらこれの前に1冊あるらしい・・・と知ってから
図書館で予約していた本でした。
「覚醒する女たち」はオムニバスだけど、
こちらは1つの話を500P超えで解決する
主人公の神尾真世の教師だった父親が同窓会前に自宅で殺された。
同窓会の打ち合わせで、真世の同級生とやりとりはしていたらしい。
どうやらその中に犯人が・・・?
(真世は父の教え子でもある)
って話なんですが
まぁなかなか面白かったです。ちょっと長すぎる~~~とは思ったけど。
読み終わって返却したら、ず~~~~っと待っていた本の順番がきたっぽい。
「待ち人数1人」になってからまぁまぁの時間がかかったから、ひとつ前の人かかなり延滞してたんだろうな

今日はとりにいけなかったので、また後日とりにいってきます。
映画館にもいきたかったけど、
今日もほかの予定があって行けなかったんだよな~。
今年は何本映画見れるかな?
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