朝電車に乗って・・
ついたのは

ここ!!
京都~~~!!
すこし前に申し込みをした
凪良ゆうさんのトークショー&サイン会にやってきました!
凪良ゆうさんといえば、先日本屋大賞とった
「汝、星のごとく」
や、私が
めっちゃ好きな本
「流浪の月」
の作者さんで
なんといっても
「美しい彼」の原作者さん!!
いま、私が一番好きな作家さんです!


推し作家さんっ!
で、京都まで行く~って明日穂さんに言ったら、会いに来てくれるってことになり、
アルスのライブで大阪にくるというダイヤさんも、途中下車してくれるってことで・・
3人でランチしました!
私の予定が、駅前のイオンモールKYOTOだったのでそちらのレストラン街にしてもらった。
でも、ちょっとでも京都っぽいものってことで
和食!
麦とろ御前だったかな?
オカズが少しづつあるのってなんかいいよね。
京都ご飯のこういうところ好きだ。
久しぶりにアルスの話した気がする!
めっちゃ楽しかった!
ご飯たべたあともまだ時間があったので
フードコートに移動して
アイスクレープ食べてしまった。
最初に明日穂さんが買ってるのをみて
「あれいいな~
」って思って注文したけど、
作ってるのをみているうちに
「あ、私今お腹いっぱいだった・・・
」って気が付くっていうね
めっちゃたのしかった~~~。
ほんと会えてよかった~~~
時間になって、二人に入り口まで見送ってもらって、
また絶対メイト会やろうねって話をして、いざ!
本日の本題、
「トークショー&サイン会」へ!
「汝、星のごとく」付きチケットじゃなくて、当日会場で本を購入するシステムを選んだので
欲しい本があるかどうか心配だったけど、
ちゃんと残っていました!(今考えたらあと1冊だったかもしれん)
これだけ図書館で借りたので、手元になかった。
あとできたら美しい彼の新しいビジュアル表紙のやつ。
それに先生のサインがあるって・・・めちゃくちゃ素敵なことだ~
なのでまぁ、どっちかがてにはいればいいや~って思ったら
なんと「美しい彼」シリーズが机の上にこれでもか~ってのっかってて(半分ぐらいはソレ)
全部の本の中にすでにサインが!!
さすが需要を理解されていたんですね。

そして、そのほかの本にはサインなし
(今考えたら持ってないBL本もあったから買えばよかった。
本屋でなかなかみつけられないのよね

)
すでにサインが入っているのも名前はかいてくれるらしい。
つまり、
一人1つだけサイン+名前もしくは、名前のみを書いてもらえるということ。
ワクワクしつつトークショーを待つ。
その間に「汝、星のごとく」の舞台となったせとうちの取材の時の様子。
想像していた世界とはちょこっと違う。
でもこうやって「この風景だったのか」って思うのもいいな。
行ってみたいな~
映画化された2作品のポスター!
ひらきよ~~っ
トークショーはじまりまして、
編集者の方と一緒に登壇。
実はこの編集者さん(男性)の故郷が作品の舞台となったしまなみなんだそう。
編集さんと次の作品についてご飯食べながら話をしていて、
しまなみの話と、編集さんの高校時代の恋愛の話を聞いて
「よし、次は恋愛小説にしよう」とかんがえたんだそう。
だから、「汝~~」は、しまなみの島で高校生の恋愛からはじまります。
あと、田舎(地方)と、都会(東京)の差をあらわしたくて、だったら今治にしようと。
そして、15年の作家人生のなか、男女の恋愛物語をしっかりかいてないな~って思ったそう。
男子同士はいっぱいあるのにねwww
あとお話されていたことは・・・・
編集さんは実は、編集長さん。
本当はもう一人の作家の担当とかする立場ではないけど、凪良ゆうさんの担当は自分が最後までさせてほしいと上層部にお願いしたので、今でも担当をされているらしい。
「流浪の月」で本屋大賞をとった時にお礼の本屋巡りをしたかったけど、コロナでできなくて
今回はそれも含めてたくさんの本屋さんにお礼にまわろうと思っている。
どこだったかな・・・広島?からレンタカー借りて西にずっと山口ぐらい?まで二人で本屋巡りをしたらしい。
「ドライブ?」「ドライブっていうと、ちょっと語弊が・・・」
そんな掛け合いがものすごく面白いし、息がぴったり。
編:「この作品、悩まずに書けました?」
凪:「・・・知ってるでしょ、どんだけ苦労したか!」
編:「トークショーだから、知らないていでしゃべってるんですよ」
凪:「登場人物の中に入り込んでかくので、アキミとカイがしんどい(シーン)ときは、私もしんどくなってしまって。もう書けないって、電話しましたよね」
編:「日曜日の昼にかかってきましたね」
凪:「ちょ、時間帯をいわなくてもいいでしょ」
編:「いや、本当の事だから。別にいいじゃないですか?」
凪:「今は厳しいんですよ!働き方改革・・とか」
編:「私はずっと働いていますからね。日曜日も」
みたいな感じでwww
あとは・・・
そうそう、
二人とも
江國香織さんが好きって話をされていて
しかも
山本文緒さんも。
編:「小さい頃から本を読む子でした?」
凪:「いや、漫画のほうが多かったですね。漫画家になりたかったですし。中学の頃(だったかな?)は氷室冴子さんとか・・・コバルト文庫を読んでいました」
えぇ?!
私が読んでたのと一緒!!
びっくりしたわ。
あとは・・・
編:「あと5分ほどなので、聞いておきますが『美しい彼』の映像化についてはどうですか?」
って聞いてくださいました。
凪:「あれは奇跡的にすごかったです。酒井監督、脚本の坪田文さん、他のスタッフさん、それから経験豊富で演技力がすごい萩原さん、今回演技の経験がないのに素晴らしい演技をされた八木さん、それらが集まったのがもう、奇跡ですね」
編:「映像化にあたって、何か注文とかありましたか?」
凪:「私は映像化に当たって何もいわないことにしています。あぁ、『流浪の月』の時はリー監督が好きで、リー監督におねがいしたいです・・とは申し上げました。
『美しい彼』に関してはすでにこのスタッフでこのキャスティングでやりますっていう報告だったので何も言ってないです。」
編:「もし、『汝、星のごとく』が映像化されるとしたら、キャスティングは誰がいいとかありますか?」
凪:「う~~~ん・・・(まぁまぁ考える)でも、原作者が言っちゃうと影響しちゃうから」
きっと思う人はいるんだろうなって思った
編:「ロケは今治でしてほしいですね」
凪:「それは絶対ですね!」
ここで二人でしまなみにいった話が続く。
とにかく海の色が違う。もしも予算の関係で江の島とかでロケしたら海の色が違うからいやだ。あれは瀬戸内の海でないとダメ。
夜は波の音がしないのが怖い。あると思う音がないのは怖い。
方言で、おもいっきりとか超!の事を、『おんまく』というのですが、その名前がついた『おんまく花火大会』があり、作品のなかでも花火は象徴的にでてくるのでそれはほしい。
アキミとカイがいた浜辺で座ってずっと打ち合わせした
先生はラーメンを食べた
などなど(色分けは見やすいようにであってどちらがお話したか忘れた)
あと・・・なんか言ってた気がする。
そうだ
編:「先生が書かれているキャラクターのなかで誰が自分に一番近いですか?」
凪:「え~っ!・・だれだろ・・・だれだろ・・(まぁまぁ悩む)・・・平良かな」
ちょっと笑った
凪:「好きなモノにはとことんのめりこんで好きになるので、平良の気持ちがわかります」
あぁ~~~
凪良せんせぇ~~~
一緒ですぅ~~~~
編:「なるほど、気持ち悪いんですね」
凪:「ちょっとっ、きもちわるくないですよっ!」
途中で何の話の流れだったか・・・
編:「今日来られている中で、『美しい彼』のファンの方もいらっしゃいますよね?ファンの方?!」
って言われると、私を含めまぁまぁ手を挙げる。

編:「あ~やっぱりいらっしゃいますね~。でも今日は、『汝~~』の日ですからね~
」
って言うのも面白かったな。
「汝~~」に関しては、プロットが全然あがってこなくて、どうしたんだろう?って思って
「先生、だいじょうぶですか?」って声かけたりして
そしたら、ものすごい量のプロットがあがってきたんですよ。
中編の小説になるぐらいで。
それを読んで、泣きました。
プロットを読んで泣いたのは初めてでした
って話もあった。
本屋大賞受賞2回目については
「2回獲ったのは、恩田陸さんで、まさか自分がおなじように2回目獲るとは思ってなかった」
編:「脱稿したとき自信はありましたか?」
凪:「ないです。大丈夫かな?大丈夫かな?って思いながらです。
・・てか、他の作家さんたちって自信満々でみなさん脱稿されているんですか?」
編:「いや、大体の人は不安みたいですよ。たまに自信満々のかたもいますけど」
凪良先生が、タクシー降りてグーグルマップで「東京中央公論社」に行こうとしたら「周辺です」って言われて案内してくれなくて、
目的地の目の前で迷子になった・・・
とかいう話も。
最後に
凪:「私はモノを書く以外ポンコツなんで・・・」っておっしゃっていましたが、
とにかく全体的にめちゃくちゃキュートな方でした

いよいよ、サイン会!
22番です!150人いるなかの22番だから早い方!
どきどき。
舞台下で、この整理券の後ろに名前を書いて、
番号順に並んで座ります。
自分の一つ前になると檀上にのぼります。
わぁぁぁ。ご本人近い!
あらかじめ司会者さんが
「おひとり1分程度でお願いします」とのこと。
え?え?一分?!
そんな長く何をしゃべるの?
って。秒速でまわる握手会慣れしていると、めちゃくちゃ躊躇する
先に編集さんに本と整理券をお渡しする。
先生の前にたって
「よろしくお願いします」っていう。
編集さんが本を見て
「あっ、『神様のビオトープ』だ!」って嬉しそうに言ってくださいました。
神様のビオトープは凪良先生が作家10年でBL以外の最初の作品。
今見たら講談社さんからでていたので、
もしかしたら編集者さんと凪良先生の初タッグ作品だったのかもしれません。
「私、この本だけ持ってないんです。他は全部あるんですが、これだけ図書館で借りたので」
「じゃ、読んだことあるのに買ってくださったんですか?」
「はい、もってなかったので、いつか欲しかったんです」
で、
「私、コロナ関係の仕事で知り合った人に『流浪の月』を紹介してもらって読んで、凪良先生にハマったんです!」
っていうと、書こうとしていた手を止めて、顔をあげて
「え~」って言ってくださいました。
「コロナがなかったら出会わなかったかもしれないです」
「そういう出会いもあるんですね」
「それで、先生がおっしゃっていた、江国香織さん、山本文緒さん、コバルト文庫とか全部好きで読んできたんです!だから、先生にドンピシャでハマったのかもです!」
「すごい!感性が合うんですね~!」
って嬉しそうに笑ってくださいました
「それで、一般誌を全部読んでしまって、さぁ、BLに手をだすかどうか・・って迷って・・・手を出してしまいました」
「あぁ、手を出しちゃったんですね」
編集さんが笑う。
「はい、そこで『美しい彼』を読んで、あ!平良は私だ!って思ったんです。私も平良です!平良がめっちゃ好きです」
「あぁ~一緒ですね~」
「今日はキモチワルイ人が好きな人がおおいです」
本をもらって
「ありがとうございました」って言って壇を下りました。
こう見たら私ばっかり喋ってる

こんな機会、2回目はないかもだけど、
今度あったら、もっと質問をいっぱいしよう~

ってことで
いただいたサインと、美しい彼についていたサイン。
黄金のアヒル隊長のハンコ!!
素敵!いいです!!
私も黄金の川をゆったりと流れるアヒルでいたい。
早い順番だったので終わったらすぐに帰ったんですが、
本当に帰ってよかったのか・・・って思ってスタッフさんに聞いたら
「この後は何もないです」っておっしゃるので、帰宅しました。
明日穂さんとダイヤさんにいただいたものと、
買った本と、フライヤー
そうそう、右上のこれ

来場者特典でいただいた、今治のハンドタオル。
そこに、凪良さんのサインと凪良さんが昔書いた猫。
そして、作品内でててくる花火です。
編集さんの後輩がやっている会社に注文したんだとか。
かわいいね~
なんだか不思議な感覚の一日だったな~~~

メイトさんとも会えたし、
作家という職業を生業としている方のこんな話をしっかり聞けるのっていいね。
わくわくどきどきだった。
貴重な一日だったな~~~
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