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まあの日記

つれづれなるままに・・・

幸せな事に、
「エゴイスト見に行こう」って2人からお誘いをうけて。
ご一緒に~って話もあったけど、結局バラバラでみることになりました。
まぁ、私は2回みてもいいや~って思っていたしね。


で、1回目がさらさんと2月11日に見てきました


エゴイスト

土曜の祝日に見に行く予定だたので、ムビチケを事前購入しておきました。
特典はこのポスカです。

エゴイスト予告

あんまり情報をいれずに行きました。
とりあえずこの予告は見て行った。あと、記者会見も。
そのほかの情報は一切いれず。
お誘いいただいたものなので、ストーリーも知らずww


まず、
始まってしばらくして・・・・




画面に酔ったemojiemojiemojiemojiemojiemojiemoji



ものすごくカメラワークが揺れます。
引きの絵が少なく、バストアップが多くて、
1つの画面に二人は入らないため、しゃべるたびに左右にカメラワークが移動。
しかも、会話のテンポがぽんぽんすると、カメラもぽんぽん揺れる。

で、そうそうに「あ、これ、だめだemojiって思った。

ただ、最前かもしくは2列目なのもだめでしたね。
おそらく後列でみると大丈夫だったかもしれませんemoji
あと水分とか持っていくのもありですね。

なので、画面は半分ぐらい見れてません。
が、ちゃんと音は聞いているのでストーリーはわかるし、
ちょくちょくチェックしていたので、途中に「え?なんで?」な感じはなかったです。


ここからネタバレします。emojiemojiemoji
2月10日に公開したばかりなので、ネタバレNGの方は回れ右でお願いします。emoji


浩輔(鈴木亮平)は東京で編集の仕事をしている。
田舎にいい思い出はない。すでにオネェっぽかったのかゲイだとバレていたのか、同級生からいじめをうけていた。
死のうとおもうほどに。
14歳の時母が亡くなった。
香典返しに父が同級生に渡したノートは、揶揄の言葉と共に紙飛行機にしてとばされた。

浩輔は、この地から出て行こうと心に決めて、東京に向かった。
そしていま、帰省するときは分かりやすいブランドのものを全身につけて帰る。
かつて自分に侮蔑の目を向けていたヤツらを見下すために。服は鎧だ。

東京にはゲイの仲間がいて、最近体が緩んだというと、ゲイのパーソナルトレーナーを紹介してくれた。
若くて美しい、龍太(宮沢氷魚)とはそうやって出会った。

最初はトレーナーと生徒だった。
龍太は母との二人暮らしの生活を支えるため、高校を中退してWワークで働いているという。
そんな龍太がいじらしかったし、
14歳で母を亡くした浩輔にとって、「母を支える」というのが少しうらやましかった。

なので、「高いからやめた」と龍太が言った母へのお土産のお寿司をプレゼントした。
すると龍太は、歩道橋の階段で不意に浩輔にキスをする
そのまま、二人は浩輔のマンションに転がり込んで、もうそれはもう・・ねぇ・・(笑
ものすっごい濃厚なえっちでしたわemoji(←これは原作には表現なし)
浩輔が受けなのがちょっとびっくりしたけど、たしかに浩輔はオネェで、龍太は普通に男の子の喋り方だったからなぁ・・

って思ったら、この後、リバ(攻め受けが反対になること)もあって、
どっちもイケる子なんだなぁ・・・って思ったら、あとでそれの意味がなんとなく分かった。

まぁ、なんだかんだで二人はめちゃくちゃ幸せ~~な時間を過ごす。
週に1~2回のトレーニングのあとは、浩輔の家で濃厚に絡まり合い、
帰りに浩輔はお母さんにと、高価なご飯(お寿司や和菓子などなど)をプレゼントし、
龍太はそのたびに「もう、こんなことしないで」という。
が、「これは龍太にあげるんじゃないの。お母さんによ。龍太は断ることはできないの」と無理やり持たせる。
「私は自分の母にプレゼントできなかったから、龍太のお母さんにプレゼントさせてほしいの」

いつものようにトレーニングして、浩輔の家で二人で過ごし、いつもよりも甘い時間をすごしたあと、龍太が帰りに言う
「別れてほしい」
理由を問い詰めると(原作はここで龍太は理由をいわないけど、浩輔は推理してみつける)
「俺、ずっとウリセンやってる。浩輔さんとこうなって、できなくなった」
(ウリセンは、ゲイの売春。異性間の売春と違って違法ではないらしい)
Wワークしているといったのは、ウリセンだったのだ。

好きな人ができたら、他の人を抱くのも抱かれるのも辛い。
でも、仕事をしないと病気の母のとの生活もできなくなる。
ウリセンをするためには、浩輔と別れなければならない・・・ってことらしい。

で、浩輔はネットでウリセンのサイトのボーイたちを見まくって、覚えている体を見つけた
(顔は載ってない。上半身の裸だけが載っている)
その人を買って、ホテルで待つと、やはり龍太がきた。
「なんでここに?」
「5分だけ話をしたい。5分後帰ってもいい。とにかく話をしたい」

浩輔は今後専属で龍太を買う。毎月お金を渡す。
だからウリセンを辞めてほしい。

龍太はその申し出を断る。
だが、浩輔はどうしてもと粘り、龍太はウリセンをやめることとなった。
そして、昼夜とバイトを肉体労働をしつつ、浩輔からのお金をうけとっていた。

しばらくまた二人に穏やかな生活がつづくけど、昼夜の仕事で龍太は浩輔といても眠っている事が増えた。それでも、浩輔は幸せだった。

龍太の母は、いつもお土産をわたしてくれる浩輔に会いたいといい、
龍太の家に招かれて、龍太の母の素朴で優しいご飯をたべて、笑って楽しい時間を過ごす。

そんなある日、龍太の母から電話がかかる。


龍太が朝、布団の中で亡くなっていたと。


悲しみに打ちひしがれる浩輔。
でも、自分は「友人」としてお葬式に出ないといけない。でもでも、涙が止まらない

龍太の母は「知ってる、あなたは龍太の愛した人でしょ?」
家に行った時、龍太に聞いたんだそう。

そして龍太を失った悲しみを持つ二人は、お互いに会ってその悲しみを少しでも紛らせていく。
今まで龍太に渡していたお金を、母に渡す。
が、母も断る。その攻防のすえ、受け取ってもらえることになった。
だが龍太の母も、病が進行して入院してしまう。

自分の母のように思っている浩輔はお見舞いに行く。
帰ろうとしたとき、そっと龍太の母がとめる「もう少しそばにいて」




はい、ここまでがまるっとするっとネタバレですemojiemoji


でもここからもネタバレするemojiemoji

終ってからね、
真後ろに座っていた二人が言ってたの
「何がエゴイストだったのか、全然分からんわ~emoji
って

え?え?まじですか?

作品内に一度も「エゴイスト」も「エゴ」もでてきません。
でも、分からん?


浩輔は愛を伝えるのが、下手くそなんだよね。
でもどうしても、目の前の龍太が大事で大好きで愛していて。
言葉で伝えるとかそういうのよりも、もっともっと愛していて。
自分にできることってなんだろう?って思う。

男同士で、お母さんにカミングアウトをしているわけでもない二人は
結婚したり、周りに公表できる仲でもない。

そして龍太に足りないものが「お金」で、
たまたま浩輔が与えられるものが「お金」だったってこと。

浩輔的には金銭的な援助も、その前のお母さんへのお土産も
自分ができる彼らへの「愛」だったわけだけども、

それを受け取る側は、それを「愛」と理解するけど、
どうしても背中がもぞもぞするよね。

どうしても金銭的援助、経済的援助って、100%純粋に思えなかったりする。
貰うほうは、辛い。

龍太が亡くなっても、
龍太の母に、自分の母にできなかったことを代理的にしているだけなんだけど、
龍太の母の立場からいえば、息子の恋人だった人からお金を受け取るのは辛い・・。
対等な関係でいられない気がする。

浩輔は全然そんな事思っていないけど。


あと、これは原作の方に強く描かれていたんだけど

浩輔は、龍太がウリセンしてるのを知って、それをやめさせた。
その分、金銭面で援助しているけど、映画は20万、原作は10万。
確かに病気がちの母との生活に10万ではたりない。
その分、昼は肉体労働を夜は厨房の皿洗いをして稼いでいるんだけど、

ウリセンをしているときに比べたら、体力的には大変そうだ。

原作でも映画でも、龍太が亡くなった原因は描かれていません。
「朝、起こしにいったら冷たくなっていた」とだけ。
原作では、目の下に隈ができていた。部屋にきて10分したら眠っていた、などの兆候があったけど
それがすぐに死につながるとは分からないし。

だが、浩輔は「自分がウリセンを辞めさせたから。昼夜働かねばならなくなったから」と思い込んでいるようで・・・。


龍太。龍太の母にお金や高価なプレゼントをしていたこと。
龍太にウリセンを辞めさせたこと、
それらが浩輔にとって、自分のエゴだったと感じているんだろうな。

原作で辛いなって思うのは。

これ、私小説なんですよね。
作者が体験したものを元に書いている。
つまり、
作者が「自分のエゴ」だと思っているのでその世界ではそれが正解で終わってしまう。

でもね、
彼が「愛したい」というエゴでやったことは、
龍太親子には心苦しいものであったのかもしれないけど、
確かに、二人を助けたものだったと思うのね。

だからエゴなだけじゃなかったと思うのに、
そこが辛いままで終わるemoji


龍太を失った二人が、一緒にいるのは
龍太の母は、息子の代わりに。
浩輔は、死んだ母の代わりに。
それもお互いの事を想って・・・ってみえるけど、結局自分の寂しさのため。
それもある意味、エゴだよね。

愛を押し付けること
全部エゴだけど、
受け取る方が「愛」だと思ったら、それはもうエゴでもなんでも「愛」なんだよ。



って思わないとさ。
人間関係、ややこしくてしょうがないよね。


原作にしかない部分で。
最後の最後、龍太の母の死期が近づいてきたことを知って、
龍太の母に
「ここから始まる。あっちに行ったら龍太がいるじゃない。
龍太とまた一緒にいれるじゃない。」
っていってから
自分の母親もいるから一緒にいてやって
ってお願いするんだけど。
「3人で待ってて。いつか、私もあとからいくから」
って。

今、この人もそちらの世界に行ってしまいました。
作者、2020年だったかな。癌で亡くなっているんですよね。

それを思うと最後の最後のこのやりとりがめちゃくちゃ泣けた。
本当は天国なんて信じていない
って書いていたけど、でも、もしかしたら

4人は天国でまた会えたのかもしれない。
今ごろ、浩輔と龍太はまためちゃくちゃ愛し合ってて、
言えなかったけど、お母さんにも「愛する人ができたよ」って笑って報告できたのかも。


そうだといいな・・・。





あ、そうそう、ちょくちょく書いてますが原作も読みました

「エゴイスト」浅田マコト
となっておりますが、

高山真さんというエッセイストがこの作品だけ浅田マコトで書いたもののようです。
映画化にいたって、最近はこの小説も高山真で出版されているそうな。

映画の中はドリアン・ロロブリジータがすっぴんででていらして。
いつものドラァグクイーンすがたではなく、男性の恰好なんですが、これが男前なんですよ。
他、浩輔が仲間と飲んでいるシーンはみなさんゲイの方で
この映画をゲイの方々がみて「リアルだ」と思われるらしいです。


めちゃくちゃサクっと読めるし、読み始めるととまらずに一気に読みました。emoji




映画の前に

さらさんとパスタランチ。
タラバガニのトマトクリームスパゲッティemojiemoji

トマトソースは苦手だけど、トマトクリームは好き。
これもおいしかったです。

そして、映画が終わってから

コメダでシロノワールいただきました。


さらさん、最近お忙しくしているので、
会ってしゃべれるのがめちゃくちゃ嬉しかったし、楽しかった。

基本的に好きなモノの系統が似ている気がするのね。
泉奏だったり、
美しい彼だったり、
今回の、宮沢氷魚くんだったり(宮沢氷魚くん、とにかく美しかった)
カッコイイよりも、美しいemojiemojiに魅かれる。
もちろん、全然違うものを好きになることもある。
「美しい彼」だと、さらさんは美しい清居の八木勇征くんが好きで、
私は、美しい彼に信仰心をもつ平良である萩原利久くんに魅かれてしまったり。

違う部分(しかも、さらさんは私よりも全然思慮深い!)の話も、同じ部分の話もめちゃくちゃ楽しい。

オタクな話が思う存分できるし、どんだけオタクな話をしてもひかれない(笑
まぁ、オタク度が二人似ているからかもしれないけどね。
(私もあまりにもオタクな話にはひいてしまうかもしれませんし)

2~3か月ぶりにお会いして、この数時間では足りないぐらいでした。
また今月中に会う約束もしたし、
来月も二人で会う約束がるので
めっちゃ楽しみです。



冒頭に書きましたが、2回見に行くと言いましたが、
2回目はパスすることにしました。emoji
後ろの座席で、水分(特に炭酸がいいらしい)とりつつならいけるかもだけど、
もしもまた、あれだけ酔うと、迷惑がかかるかもしれない。
(今回も何度も席をたって退出しようとしたか・・)

が、映画の前のランチemojiemojiと、
映画のあとのお茶には参加することに!!emojiemojiemoji

明日、行ってきます~
楽しみ~emoji

































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自己紹介:
平成10年生まれのみ☆
平成15年生まれのま☆の母です。
コザクラインコのテトもいます。
ロボットのぞみクンと出会ってから
大道芸が好きです。

読書も好き。
映画見るのも好き。
漫画読むのも好き。

最近は2.5次元コスプレダンスユニットにも夢中。
2A推し。

なんでも興味があるお年頃・・・(笑

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