前回、ドラマが終わった~
原作、買った~~
って書いたこれ
「永遠の昨日」榎田尤利
読了しました!
前回、ほとんどあらすじ書いたから、違うところとかね。
でも、ほぼ、同じだった。
監督さんの「完全版を撮りたい」っていうので、
かなり深彫りされていたりするのかとおもったけど、
これが原作で、ドラマがアレなら十分!![]()
そりゃ、4時間っていう、限られた時間だから全部はできないよね。
大きく違うのは、季節。
ドラマは真夏の話
。
原作は真冬の話
。
だからドラマでは事故の日が雨
。
あと、何かある日はいつも雨。
最後に「俺か、浩一、どちらかが、もしくは両方が雨男なんだろう」ってモノローグがはいるのですが、
原作にはそれはない。
でも、「雨」というのは、このドラマを彩るひとつになっていると思う![]()
浩一がミツルに恋に落ちた瞬間も、
「友達になって」っていうシーンも、
二人がキャンプに行く日も
事故の日も、
最期の日も、
全部雨だった。
あとは、
ここからネタバレになるので要注意です(でもこれが最大のドラマとの違いだった)
浩一の妹が生まれ、ミツルは家族団らんを壊さないように病院をそっと出るシーン。
浩一がおいかけて「みっちゃんちにいく」「今日は家族でいたほうがいい」ってところ
もう、自分には時間がない事を知ってて、
家族と過ごすのではなく、ミツルと最後の夜を過ごすことを選択するのは一緒だけど
ドラマの
「覚悟しておけよ。するから」
ってミツルが言って帰り、浩一は覚悟を決めた顔でその後ろをついていく・・
ってのは原作にはなかった。
ここ名シーンだと思う。でも、心情としては二人とも決めてて。
そのことをモノローグよりも、こうやって視覚化するこのドラマの描き方がいいよね。
そしてここで最終回前回が終わるんだけど、めちゃくちゃワクワクして翌週を迎えましたわ![]()
それからまぁ、BL小説なのでね、ちゃんとその情事の描写的なものは
ドラマと違ってしっかりはっきりあるんですが、
その間の感情の右往左往というか、なんというか・・・それはドラマでは難しいよね。
だってそのシーンは地上派では常時の描写は、ちょっと無理だもんね![]()
だから情事中ではないところででもいいから、描いてほしかったな。
原作本で面白かった・・ってかちょっと好きなのは(ほぼ性癖)
さぁ!、って始めたものの、二人とも初めてだし、
当然男の子同士なんて普通に知識はない。
まず、そもそもどっちが下になるか上になるか問題が発生するんですね(笑
男の子同士だと、やりかたもよくわからん。
一応、この日のために知識をいれておいたけど、実践とはまた違う。
この辺、四苦八苦するし、
受け攻めは、最中に話あって決めるっていうねww
初々しいね![]()
![]()
あと、ミツルはこの時に気が付いていた。
浩一をこの世につなぎとめているのは、自分の強すぎる想いであることを。
ここ、ドラマでもちらっとそれっぽい感じで描かれているけど、
原作では、もうちょいはっきり描かれています。
8歳の時に亡くなった母の幽霊を見たことがある・・というくだりがあるんですが、
それは実は幽霊ではなくて、
ミツルの父親が「愛する妻をこの世にとどめたい」という強い気持ちから、
母が今の浩一と同じ状態にあったからだったらしい。
だからまぁ、ミツルのほうがそういう家系ってことだよね。
ドラマでは父との会話で描かれてないけど、
そのシーンで「あ、そういう家系なんだ」って思わないと
ミツルの力で残っていることが分かりづらい。
原作はちゃんとその辺、書かれていました。
それで、情事の最中にミツルが思う事が・・・辛い![]()
自分が「昨日と同じ今日」を望んだから浩一はこの状態になった。
そして、周りの人に少しづつ見えなくなっていくのは、浩一にとってすごくつらい事。
自分がその「辛い事」を浩一に背負わせてしまった。
ごめん・・
って
そしてその最後に
「もう、逝っていいよ・・・」
このモノローグに泣けた![]()
ドラマでこれ、なんでなかったんだ~~っ!
もしや、監督が描きたかったのはコレなのか?!
たとえば、映画だったら、二人の情事は描けるだろうからここも表現できたんだろうか?
あと、浩一はこのまま事故のあった場所ではなく、
家に帰って、そこで死体となって発見されます。
あちこち骨折打撲のある状態で発見されたため、ニュースになるほどの騒ぎになったらしい。
確かにそうだよね。
でも、浩一がミツルだけでなく、
家族の元にもどったのも、なんかうれしいって思った。
浩一の両親は、実は本当の親ではなくて、実母の兄夫婦だった。
5歳の時にひきとられている。
だから、3人の姉弟とは、従姉にあたる。
両親は浩一をめちゃくちゃ愛してくれたけど、一番じゃなかった。(と、本人は思っていた)
二人のキャンプ場での告白のとき、浩一がミツルに
「一番好きだよ」
っていう表現をしたのは、浩一は誰かの「一番好き」になりたいとずっと思っていたから。
ミツルも、母親は自分が長くない事をしって、
自分の死でミツルを悲しませないように、あえて冷たく厳しく接していて、
父親は、母親が望んだ、産婦人科立ち上げで忙しく、ミツルをかまう暇がなくて。
やっぱりミツルもずっと誰かに「一番好き」になってほしいと思っていた。
だから二人は、お互い「一番好き」になれて幸せだったんだよね。
欲しいものをお互いに与えあっていたんだよね。
↑
この辺ももうちょいドラマで描かれていたらなって思う。
すごくびっくりしたのは、
ドラマは5年後、ミツルはひとりであのキャンプ場でBBQをしているんですが、
原作はなんと・・・・2022年なのです。あれから20年?
コロナ禍が表現されていて
「え?え?これ2002年の作だよね?」ってびっくりした。
どうやら2022年4月に角川から新しく出版されるにあたって、追加されたシーンらしい。
そして、一人キャンプではなく、
当時の仲間と一緒にお墓参りしていました。
一応、ネタバレになるであろうところは色を変えて書いておいたので、
これから読む方、ドラマを見る方はとばしてくださいね。
(DVDのパッケージ、このシーンなのか?!平置きで置いておくのはちょっと抵抗があるぞ)
でも、
原作よんでも「あともうひとつ、なんか足りない
」って気持ちがぬぐえない![]()
なんなんだろう。
何が足りないんだろう?
話としてはいい話なんだけどなぁ。
オチも、よかった(原作は)んだけどなぁ・・・。
「永遠の昨日」ドラマで浩一役をした、小宮璃央くんは、
その一つ前のドラマ
「高良君と天城君」でも田中役をしてたんですが、
浩一と田中氏(主人公の天城君がそう呼んでた)とは全然違ってて、なんか面白いw
私はね・・・「高良君と天城君」のほうが好きなんだよなぁ。
「永遠の昨日」はファンタジーだけど、死を取り扱ってる分、ちょっとダークで
「高良君と天城君」はほんのりコメディ。
ぜんぜん全くジャンルが違う感じ。
ジャニーズジュニアの、佐藤新君と、織山尚大(おりやまなお)くんのCPなので、
「ジャニーズがBLするのはちょっと・・
」って人には受けなかったみたいだけど、
私的にはジャニーズ分かってないし、別にジュニアがどうとか思ってないので、
「へ~、このこたち、ジャニーズJrなんだ~
」ぐらいにしか思ってなかった。
だからこそ、全然抵抗なく見れました。
ただ、化粧が濃すぎて辛い![]()
![]()
あれはどうにかならんかったのか?
織山君の唇がピンクすぎる!(でもかわいい
)
実は最初、予告見て天城君役の、織山尚大くんが女の子だと思っていたので、
「次のクールはBLじゃなくて、NLなのか。
『高良君と天城君』・・・ん?君?ちゃん、じゃなくて?君?え?男の子?!
」
ってびっくりした![]()
かわいすぎるっ!
こんなん、女の子でもおかしくないやん!
そして、高良君役の佐藤新君の目の下のホクロ・・・いいっ!![]()
なんだあの、いろっぽいホクロはっ!
(ホクロ好き
)
こちら、内容は男子高校生同士のBLなのですが、
全然エロくなくて、ほわっほわで、高校生の日常~みたいな中に、
キュンキュンが詰まってる感じですね![]()
「死んじゃう」とか「引き裂かれる」とか「ライバルが!」とかいう、
胸が苦しくなるような困難はありません![]()
でも、普通の高校生ってそんな波乱万丈な毎日じゃないもんね。
普通に普通の生活のなかで、ちょこっと嫉妬したり、ちょこっとすれちがったり、
友だちづきあいと恋人の時間どっちをとる?とか、
ちゃんと「好き」が伝わってない~
とか、そのレベルの波乱しかない。
だから安心して見ていられます。
幸せなまま終われるのがいいですよね。
友だちの香取君ってのがまた、いいのですよ!
なんかイイヤツなんです。一番好きなキャラかもしれん。
こちらは
原作がこちらです。
この原作もめっちゃいい!おもしろい!![]()
ドラマそのもの!!
BLコミックってちょっとお高いんですが
そのなかでも、こちら、かなりお高いです。
4ケタします。
千円超える漫画ってどうよ![]()
でも、
面白いからいいっ!![]()
悩んで買ったけど、後悔はないし、
もうすぐ3巻がでますが、もう予約しました![]()
![]()
(しかもアニメイト限定特装版だからさらにお高い
)
原作は次に3巻がでる・・・ってさっき書いたけど、
実は、1巻と2巻のほかに1.5巻というのがでてて、
なぜこれが2巻ではないんだろう??って謎ですww
「高良君と天城君」も「永遠の昨日」もHuluで見れます。
もしよかったら。
あっ私の一押し「美しい彼」もHuluで見れます。
まぁ、26日からMBSで再放送もされるし、
3月10日からは、ドラマ版「美しい彼」のspecial editionが映画館で上映されるらしいので、
そちらも必見ですけどね。
4月8日の「劇場版美しい彼~エターナル」の前段階が素晴らしすぎる!!
先日終わった「silent」を見て思ったんですが
やっぱねぇ・・・「silent」も「美しい彼」も面白かったな~っておもうのは、
ドラマが丁寧に丁寧
に作られているってところですね。
予算の問題ってのは今どきのドラマの課題かもしれないけど、
ちゃんと背景も、エキストラもしっかりしてて、
伏線もしっかりはってて、
視聴者が気が付くか気が付かないぐらいのコネタ的なものが入っていたり、
ここはこだわったシーンなんだろうなぁ・・・って思うところがあったり。
「もう一回あのシーンみてみよう」ってあとで思ったりもするもん。
「美しい彼」に関しては、見れば見るほど「おもしろいわ~」ってポイントがあったりする。
そういうところが違うんだろうなぁ。
浩一君役で、田中氏役の、小宮璃央くんは映画
「グランギニョール」でも主役をやっております。
こちら、BLホラーっていうなかなかないジャンルww
予告もちょっと気持ち悪いのでご注意。
この映画では
「不幸くんはキスするしかない」というこちらもBLドラマで主役をした
曽田陵介君も女装する役で出てます。
「不幸くん~~~」の曽田君も化粧が濃くてちょっと・・・だったけどこれよりも
やっぱりHuluで限定配信されている、
「目に毒すぎる職場の二人」
のほうがいいです!!かわいい!![]()
こちらはBLではないです。
そこはかとなく、BL臭いけど、違います![]()
![]()
ただ、主役の女子たちが、二人をみてて、「あぁ‥尊い」![]()
って思うだけのドラマなのですが、
5分完結っていうサクサク進む感じがすごくいい。
めちゃくちゃ腐女子の気持ちを代弁してくれるドラマですww
1月からのクールで
またワクワク、キュンキュンするドラマがあるといいな~~。
とりあえず、小宮くんがまた主役をする
1月22日0時25分から始まる「アカイリンゴ」をみてみよう。
こちらはBLではないですが、
なかなかの問題作になりそうな予感。
推しの萩原利久くんは、「美しい彼」と「おとななじみ」の映画出演だけが情報としてでていますが、
ドラマにはでないのかなぁ?
主役でなくてもいいから、何かでてほしいなぁ~
これ
たぶん、アカンやつ![]()
NHKで放送されてた「Rの法則」のやつ~。
こんな単発でいいねんけどなぁ~~![]()
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