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まあの日記

つれづれなるままに・・・

最近、また本だの漫画だのよく読んでいるんですが、
先日、図書館に予約していた本を取りに行ったときに
ふっと思って2冊も借りてきました。

その3冊が

こちらemojiemojiemoji


んで、
調べたら・・・
「白いしるし」は2015年、
「あなたには帰る家がある」は2008年
に読んでいましたemoji

ブックログっていう、読んだ本を管理できるサイト?アプリ?がありまして
そちらに登録してましたわ。


おぼえてない~~っemoji

こちらを予約してとりにいったんですけどね

「むらさきのスカートの女」今村夏子
(いつも楽天アフェリエイトの画像つかってるけど、なぜか全部使えなくなっていたemoji


「わたし」は近所でよくみかける、いつもむらさきのスカートをはいている女と
どうしても友達になりたかった。
「むらさきのスカートの女」はちょっと変わって、ばさばさの髪で、時々働いていて
公園のあるベンチに座って、クリームパンを食べていたりする。
この公園に遊びに来ている子どもは、ジャンケンで負けたら、
「むらさきのスカートの女」にタッチするという罰ゲームが流行っていたりする。
このご近所の人たちに「むらさきのスカートの女」を知っているかと聞いたら、全員「知っている」と答えるであろう。

「わたし」はどうにか彼女と友だちになりたくて
ちょうど仕事をしていない彼女の座るシートに求人情報冊子を置いて、いけそうな仕事にチェックをいれておく。
あるとき、そのチェックをしているところ(だとおもうんだよね)=「わたし」の職場に応募してくる。
ちゃんと受かるためには・・と、シャンプーとリンスの試供品を彼女の家のドアノブにひっかけてあげる。
いい匂いの髪になった「むらさきのスカートの女」は、「わたし」の職場で働くようになった。
そこは、駅前のホテルの清掃業務。
最初に、声を出す練習をし、それで「むらさきのスカート女」は大きな声であいさつができるようになったら、
元々、言われたことをきっちりする性格だったのもあり、彼女は職場で認められるようになり、「仕事が楽しい」と言うほどになった。


さて・・・「わたし」は「むらさきのスカートの女」と友だちになれるのか?


みたいな話なのですが。

地域の人がしっているちょっと有名な「あんまりあの人に関わらない方がいいよ」って言われている人・・みたいなのっていたりしますよね。
「むらさきのスカートの女」はそういう感じの人なのかと思っていて、
その気持ち悪さ的な話なのかと思ったら、
だんだん「わたし」が気持ち悪く思ってきた。

なんで「わたし」はこんなに「むらさきのスカートの女」を観察してるの?
仕事してるんでしょ?なんで知ってるの?
え?え?
もしかして、「わたし」は幽霊かなにかなの?
だからそっと斜め上あたりから彼女を見ているの?

って思うのは、「わたし」がだれかと会話しているとかいうのが見えないんだよね。

ま、ちゃんと最後は「あ、人だったんだ」って思えるんだけどね。
そのぐらい、「わたし」のほうが影が薄くて、
どっちかっていうと、「わたし」のほうがコミュ障。


これ芥川賞をとっている作品なんですよね。
芥川賞って・・・こういうなんとなく、もやもやする~~~って感じの話が多いようなemoji



「白いしるし」西加奈子
図書館でちらっと読み始めて(45分ぐらい時間を潰したかった)
続きを家で読もうとおもって借りてきたんだけど、
合計2時間ぐらいで読めたんじゃないかな?

前に読んだからかもしれないけど、全部読み終わっても、その記憶はなかったemojiemoji

32歳。バイトしながら絵を描いている夏かおりは、写真家の瀬田に
「夏目が好きそうな絵だから」と
間島昭史の個展に誘われて向かう。

その個展にあった、大きく真っ白なキャンバスに、真っ白な絵の具で描かれた富士山のような稜線の絵に魅かれる。
そして、
その絵を描いた、間島にも惹かれていく。

って話。

じわじわ・・・・って夏目の気持ちが染みてくる。
間島さんはどう思っているんだろうか?
「夏目さんの絵が好き」とは言ってくれて、会ってくれて、
それで・・・

白いキャンパスに書いた、白い絵は
一見、何もないように思うけどそこには確実に「絵」が存在していて、
そっと触ると、その指に白い絵の具が付いて確実にその絵の存在を示している。
みたいなのが、なんかいいなぁ・・・って。


二人を引き合わせるだけの存在だった、瀬田もなんか・・・じわっと寂しい。
彼は幸せになれるのかなぁ?
いや、アレは彼にとっての、幸せの形なんだろうか?
ただの、代償行動なんだろうか?(まぁ、たぶんそうなんだろうけどemoji


間島さんは、ほんとうのところ、どうだったんだろう?
達観してしまっているのか。
迷いはあるのか。
それとも、夏目によって、迷ったのか。

結果は同じにみえても、彼のキャンバスに見えない一つの線が加えられているといいな。

2015年に読んだ時の私はどういう感想を持っていたのだろう?
「ブクログ」をみると

『切ないだけでなくて、あぁ、恋をするっていいもんなんだなぁ・・・と、ちょこっと思えてしまうお話』
と書いてますね。
そうかそうか、その時の私はそういう風に受け取ったんだな。


2008年に読んで、ブクログをみてもあんまり感想もかいてないのがこちら

「あなたには帰る家がある」山本文緒


こちら、実は。

2018年にTBSでドラマ化されております。
(一応、写真は加工しておきました)
そしてemoji
https://twitter.com/anaie_tbs/status/989850562538520576?s=53&t=OOLZCWEwL9sRhLp4Y-CmHA

当時の番組のTwitterです。

このドラマをHuluでイッキ見する、ちょっと前に原作を読みはじめ(今回の)
イッキ見し終わってから
読了するという、なんとも不思議な読み方をしてしまいました。

読み始めるときは、まだHuluはいるかどうか迷っていたんですよね。

んで、まぁ・・

ドラマ、面白かったわ~~~emoji


私、よく、原作読んでからドラマみたり、映画見たりするし、
まぁ、逆もよくあるんですが
大体「原作の方が面白い」っておもうんだけど、
これはドラマのほうがおもしろかったかもしれない。

って、まぁ、ドラマって1時間で1話するから、
そのたびに大体1か所は盛り上げたり、見せ場をつくったりするからもあるのかもね。


佐藤夫婦の旦那の秀明は、ちょっと顔がいい。で、住宅メーカーの営業マン。
家では家事を手伝わない。
娘が生まれて、妻の真弓が働きにでることになる。
しかし、彼は家事を手伝おうともしない。

その夫婦に、二人とも仕事で関わることになるのが、茄子田家。

茄子田家は、舅姑と息子との3世代で住んでいる家が老朽化により、建て替えることを考え、
佐藤の住宅展示場にやってきて、嫁の綾子と出会う。

んでまぁ・・簡単にいうと不倫が始まるわけですよ。

茄子田は見た目もよくなくて、中学の先生で、威圧的で、自分が客の立場になったらものすごく偉そうで、わがままで、セクハラするし、スナックとかで遊ぶし、風俗も行く。
綾子は、姑にいびられていても、従順で何も言い返せない。

茄子田以外の家族は、「建てるなら、キッチンもお風呂もトイレも完全分かれている2世帯の家」と思っているが、
茄子田は「それはもったいない。贅沢だ。家族なんだから一つでいい」と一蹴するので、
佐藤も契約までなかなかこぎつけない。
でも、

その分、綾子には会える。


そんな感じなんだけど。
まぁ、ドラマと原作の違いがありましてですね。
佐藤真弓の職業が違う
原作は、佐藤真弓が再就職するのは保険の外交員。ドラマは旅行会社。
保険の外交員は前にもやっていて、結構主戦力で働けそう(まぁ、これもあとでいろいろあるけど)
ドラマの旅行会社はブランクがありすぎて、なかなか今のやりかたについていけなくて、
若い子たちにあきれられたりしている。

あと、子どもの年齢と人数が違う。
佐藤家の麗奈ちゃんは原作では生まれたところ(だから登場人物の年齢もみんな若い)
ドラマでは、私立の中学校に入学したところ(だからお金が必要で働き始めた)

茄子田家は、
原作では、慎吾と朗(あきら)という2人の息子がいて、どっちもそんなに大きくない。
慎吾が小学校中・高学年、朗が低学年ぐらいかもしれない。
ドラマでは、慎吾はもう大きい。朗はいない。
慎吾、いくつなんだろう?中学生ではないとおもうんだよなぁ。高校生かなぁ、やっぱり。
なんせ、この慎吾を、萩原利久くんがやっているのでね。
(2018年だと・・・19歳ぐらいかな?童顔だから年齢不詳なところあるけど)


なので、佐藤真弓も仕事で茄子田の中学にやってくるんだけど、
原作は保険にはいってもらおうとする(そのために、離婚してシングルマザーであると嘘をつく)
ドラマは修学旅行の打ち合わせなどで中学に出向く。

ドラマで茄子田は、ハウスメーカーの佐藤と、旅行会社の佐藤が夫婦であることに気が付いて、
なぜか家族ぐるみを付き合いをしようとする。
なぜか、佐藤家のバーベキューに参加してくる。

当然、秀明はとまどう。だって綾子と不倫中だもんemoji
一方、綾子は全然普通。

佐藤家の麗奈は、茄子田家の慎吾を好きになる。

んで、まぁまぁ・・とね。
原作もそれっぽいところはあるけど、ドラマのヤバイのは

綾子がだんだん怖い人になっていくところね。emoji


秀明は綾子とのことは、浮気だし全然本気でないし、家族を壊すなんておもってない。
でも、綾子は秀明が一筋の希望・・みたいな感じでせまってきて、
家もなにもかもほおりだしてしまうし、
佐藤家に乗り込んでくる。

綾子さんは、木村多江さんがやってるんだけど、ものすごい演技!
やばい!怖い!
さすがっemoji

ドラマみながら何度も「こわ~~~い~~~~っ」emojiって叫んだもん。

んでもって・・・


オチを書いちゃうけど(ごめん)
慎吾君は茄子田太郎さんの子じゃないのね。
で、夫婦は慎吾君には内緒にしてたんだけど、
姑がずっと子供に「お前はお父さんの子じゃない」ってイジワルを言ってたらしい。
だから本人は知ってた。

んで、ドラマは最後お父さんに会いに行っちゃって(麗奈もついていっちゃう)、
茄子田家と佐藤家夫婦が追いかけて、二人を確保して、
その件についてと、
もうすでに綾子と秀明の関係もわかってて、
綾子は秀明に執着しているけど、秀明は全然その気がなくて、
茄子田さんも・・・じつはめちゃくちゃ酷い男だけど、綾子の事を愛していて。
って事も分かって。

ってイベント(?)があるのですが、
このとき、慎吾くんは親に向かって思っていたことを話します。
その時の泣き方がね・・・めっちゃ子どもなのよ。
べしゃべしゃ泣くのよ。emoji
それがもう、可愛いっ!
なんなんだ、この演技はっ!
すごく、いいっemojiemojiemoji

「はい、ここで泣いてください」って言われて想像する「泣く」演技じゃなくて、
でも、実際、泣くのってこんな風だよな・・・っていう、
あんまりかっこよくもなく、かわいくもなく、きれいでもない、泣き方。

まぁ・・・推しだからそう思うのかもしれないけどねemoji

このドラマのここまで、ちょくちょく意味深にでてくるけどほぼセリフなしです。
思春期男子だから家族の前であんまりしゃべらないし。

あと、親の不穏には気が付いていて、母親がでていくところとかを目で追う・・とかのシーンなんて意味深!

最後の2話ぐらいまでそんな感じ。

どっかのネット記事で、この役はオーデションでとったって書いてたのに、
全然やん。オーデションするほどの役か?
って思ったら、最後にキましたね~emoji
あと、まぁ、途中途中の、目線とか、重要ですわな。



当然、原作にはそういうのはなくて。
ただ、最後は慎吾君で終わるんですよね。
なんとなく、意味深で・・・。

(原作の慎吾君も自分の生い立ちを知ってます)



この原作であのドラマをつくるのって、すごいなぁ・・・って思いました。
原作ファンはお怒りかもしれんけどemoji
(かなり改変されているので)
私的には、両方、楽しませてもらいましたemojiemoji


さっきも書いたけど、
Hulu入ったので(一応1か月でやめようとおもっている)
見たいなぁ・・・って思っていた


Bittersand
って映画もみてみた。
(ぼかしています)
映画『Bittersand』オフィシャルサイト

Amazonプライムで500円で借りるしかなかったんだけど、Huluに入ってた!
ラッキーemoji

この写真の右端が萩原利久くんですね。
主人公は、真ん中の井上祐貴くん。

7年前、高校3年のとき、朝、登校したら黒板に「クラスの相関図」が書かれていた


絵莉子(右:木下彩音)が友だちの亜沙美(小野花梨)の彼氏を寝取っている・・とかそんな感じの相関図だった。
これがさぁ、
もうちょっとがっつり「相関図」を見せてほしかったんだよね。
あんまりちゃんと読めなかった。もったいない。
ソレが発端ではじまる物語なのに、ちゃんと読めないのはモヤモヤする。


「その相関図を書いたのは、俺だったって噂を流してくれ」と、
暁人(井上祐貴)が友だちの有介(萩原利久)に頼む。
で、暁人はイジメられる。

7年後、大人になってカツアゲにあった暁人は、助けてくれた(?)絵莉子と再会。
接触していくが、絵莉子は過去を忘れたいから、拒否する。
友だちの有介に相談。
当時から「映画を撮りたい」と思っていた(けど、チャラチャラしてて全然実現してない)有介は、それをドキュメンタリーで撮ろうって言い出す。
ちょうど、学校が廃校になるので学校で同窓会をしようという通知が届いた・・・

って話なんですが。


うん、まぁ・・・
500円ださなくてよかった・・かなemoji


たぶんこれ「面白い」って思う人もいるだろうけど、
私は見終わったあと「あぁ・・はい、うん。まぁ・・ねemojiぐらいだったww


映画の評論的なやつで
暁人と、有介の配役は逆だったんじゃないだろうか?
ってのをみたけど、
それは、まぁ、そっちのほうがもしかしたらしっくりきたかもしれない。
でも、
利久くんはこういうチャラチャラしてる変なノリの若人もちゃんとうまいんだぞ!
とは言いたかったww



せっかくHulu入ったから、今のうちにいろいろ見たい~っておもっているんだけど、
終末には旦那が家にいるからなぁ・・・・。

なかなかTV独占するのは厳しい。

見れるのは平日の休みか、深夜。
昨日は深夜に「高良君と天城くん」をみてやったさ。
旦那にHDDに入れてたのを消されたからね。やっとおかわりできたよ。

「高良君と天城君」、いいですよ。まじで。癒されるemoji




天城役の、織山尚大くん、まじでかわいい。
最初、女の子かと思った!
(でもダンスがマジでやばい!めっちゃ上手でびっくりした)


キュンキュンします。ほんとにっ!
これも、語りたい!!(美しい彼を語るのも書いてるけど、書ききれなくて断念しつつある)





さて・・・
図書館に本を返しに行こう。
あと、
Huluで何をみるか、計画をたてよう!

















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自己紹介:
平成10年生まれのみ☆
平成15年生まれのま☆の母です。
コザクラインコのテトもいます。
ロボットのぞみクンと出会ってから
大道芸が好きです。

読書も好き。
映画見るのも好き。
漫画読むのも好き。

最近は2.5次元コスプレダンスユニットにも夢中。
2A推し。

なんでも興味があるお年頃・・・(笑

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