自分の中で意外だった本にハマって呼んでいました。
全開のブログで書いた
「美しい彼」凪良ゆう
シリーズ!!
前回も書いたけど、このシリーズは手をだすの、ちょっと迷ったんだよね。
元々、
凪良ゆうさんが好き。
調べたら2020年8月に
「流浪の月」を読んでいるんだけど、
それから、凪良ゆうさんの本、めっちゃ買ってる![]()
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本は基本、図書館って思っているのに、この購入率の高さ!(笑
(置く場所にこまるからねぇ)
んで、凪良さんのノーマルの奴は大体読んだんだけど、
次に読むのはBLかぁ・・・ん~![]()
って躊躇して、
いきなりシリーズものに手を出す勇気がなかったんだよね。![]()
BL漫画は読むのに、
なぜかBL小説はあんまり読まない。手がでない![]()
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いくつかは読んだんだよ。
勉強のために(笑)
・・・ってか、書くために(笑)
書くのに読まない人でした![]()
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たぶんね、「勉強のために」ってスタンスで読んだから
商業誌の読み方が分かんなかったんだよね。
んで、ドラマの「美しい彼」がじわじわ・・って面白くて。
最初の数話はイタイ話だなぁ・・・っておもったけど、
清居のターンになったとたん、面白くて!
で、思い切って原作を買ったんです。
「美しい彼」の感想は一つ前のブログにて。
続き
これらね。
シリーズ2「憎らしい彼」
シリーズ3「悩ましい彼」
そして番外編「Interlude」
「美しい彼」は
高校時代、平良が清居に恋をした・・・っていうか、
それはもう、信仰してるってレベル
になって、![]()
一歩間違えば・・・いや、どこからどう考えてもストーカー?ぐらいのことになりww
でも、そのスタンスは
「清居はキング。自分は下僕」
であり、清居が線を越えて、こっちの世界に来ることは考えられない
っていう、
まぁいえば、キモイけど、都合のいい存在であり、崇拝者
って感じで。
大学編では平良とぷつん・・と連絡がとだえたことにより、
清居のほうが「おいおい、なんで追いかけてこない?
」っておもうことにより、
色々あってですね。
なんだかんだで二人はくっつく・・・・
って話だったんですね。
「憎らしい彼」はもう二人が一緒に生活していて、恋人同士。
清居は大学に行きつつ、モデルから俳優業、そしてテレビにもでるようになり、
平良は大学に行きつつ、有名カメラマンの助手をするようになる。
どちらも順風満帆とおもいきや、
清居は本当は舞台俳優になりたいと思っていて、でも事務所的にはテレビに出てほしい。
そして出たいと思っている舞台のオーデションには受からない。
平良は自分が有名カメラマンの助手をしているのもおこがましい、ましてや個展をといわれてるのもおこがましい。
なんなら、清居の横にいるのもおこがましい。
全ては神様の間違いで、いつかすべてが修正されるんじゃないだろうかと考えて、
清居がいなくなっても生きて行けるように、ファンでいるべきだ・・とか考える。
清居はそんな平良に不満を持っていて、
自分の彼氏として堂々としてほしいのに、ネガティブすぎてほしい言葉をくれない。
例えば
清居が「イチャイチャしたい」と思ったり「やきもち焼いてほしい」って思って
それっぽい事をアクションしても、乗ってこない。
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なんか言いたいことないの?
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清居に意見なんてできるわけない!![]()
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俺が何を考えているか(欲しているか)わかんないの?![]()
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分かるわけないじゃん!![]()
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はぁ?![]()
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だって清居は空に輝く星で、俺は道に転がる石で、
その辺の石っころに天空の星の気持ちがわかるわけないでしょ
なんて会話が日常にあって![]()
もう、ネガティブのてっぺんにいる人。
てっぺんすぎて、
頑固なまでのネガティブで、
それがもう、逆にオレ様な感じになっていて
清居も、師匠でカメラマンの野口も振り回されちゃう~~~。
「憎らしい彼」って題名は、清居の事だと思ったら
これは平良の事なんだね![]()
「悩ましい彼」は
清居がやっとつかんだ舞台のお仕事。でもそれは芸人の役。
それをするには、自分のきれいすぎる顔が邪魔だ。
なので、事務所に内緒で20kg増量することにした。
でも、そんな醜くなった姿を大好きな平良には見せたくない
ってことで、平良に別居を言い渡す。
「そんなことで清居の尊さが変わるわけない!砂漠に砂がふえたところで、砂漠は砂漠なのと一緒だ!」
などという謎理論をくりかえすけど、やっぱ、清居の言うことは絶対で。
シリーズ3になってくると、平良のキモウザキャラは慣れっこになってるので
どっちかっていうと、
清居がどんどん乙女化していくのが面白かった![]()
平良は二人がクラスマンションを出て、野口の所に住み込みで働くんだけど
清居はちょびっとやきもち焼いたりする。
会いたいって思うけど、自分の醜くなった姿を見せたくない!
(舞台が終わってすうか月で元の体重に戻す計画だったので半年ほどの別居予定)
そんなこんなとかもう、いろいろとね・・・
よんでて何度も声に出して笑ったよ。
コメディかと思う程に面白かった!!
ほんっとに、平良ってヤバイほど清居を崇拝してるんだよね。
最初にみて一目ぼれしたときから変わらず。
いや、どんどんひどくなっていくww
それが最初は気持ち悪いって思いながら読んでたけど、
だんだん面白くなってきて、
その愛の強さゆえに、清居は肩透かしを何度も食らうのがもう、吹きだすほど面白い。
でもふっと思い出した。
高校時代の平良は、清居のパシリをして残ったおつりをもらったら
(清居はお駄賃でそれで自分もジュース買えば?の意味だった)
そのおつりは「清居からもらったもの」として、コレクションしちゃう。
私も・・・同じような事をしたなぁ・・・。
いやでも、平良の場合もらったおつりは清居の財布から出たものじゃないんだよね。
それは「もらった」ってのも概念じゃん(笑)
私はむか~~~し昔、中学?高校?の頃に、好きな人がくれた小銭(割り勘してもらったおつりとか)を
やっぱり使えなくて家に帰って違うところに入れたりしてたよなぁ・・・
あれって・・・平良と同じことをしてる・・よねww
めちゃくちゃ好きだったから、
やっぱ神様ぐらいあがめていた気がするしw
だから私なんか振り向いてもらえる可能性はゼロで、こちらを見てくれるだけでもうご利益があります、ありがとうございます![]()
だったし、
世界中の人がこの人は悪人だと言っても、私だけは味方になるんだ
って思っていたし、
この人にふりかかる災難から私が全部守る!盾になってあげたい、ならせてください、お願いします![]()
だったし・・・
いやぁ・・・キモチワルイよねww
なのでもう、
平良は、かつての私なんだな・・・って思ったら、
相手の方には悪い事をしたのかなって思ったりしたww
うん・・そうでもないよ、うんうん![]()
このシリーズ終わったのかと思ったらまた続くらしい。
めちゃめちゃ期待して待とう!!
でもでも、
凪良ゆうさんのほかの作品(非BL)も読みたいので
そっちもアリで![]()
そんなことをしていたら、図書館からまた「予約の本が入りました」って連絡がきたので、
またとりにいってきます~~~
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