最近、本を読むのが遅くなって、1冊に数日、数週間かかることがある
気が付いたらうとうとしているんだよね。
でも、あくびは出ない。眠いとも思ってない。
え?え?
これって・・
気絶してるとか、そういうやつ?
って今日、職場で言ったら
「いや、ただ眠いだけ」
って笑われた。
そういうもんなのか?
ってことで、面白かったんだけど、
かな~~~~~~り時間かかってしまった

「線は、僕を描く」砥上 裕將
をようやく読み終わりました。
17歳の時、事故で急に両親を亡くした青山霜介(そうすけ)は大学生になっていた。
最初は気丈に明るくしたりしていたが、
大学にはいってからは喪失感のなか日々をすごしていた。
そんな時、ほぼ唯一の友人、古前から紹介された水墨画の展覧会搬入イベントのバイトで
ひょんなことから、水墨画の巨匠、篠田湖山と知り合う(最初はその老人がそうだとは知らなかった)
湖山は、青山の観察眼などを見抜き、内弟子として育てることをきめた。
当然、水墨画など全く初心者の青山は、
湖山の孫娘、千瑛と「湖山賞」を競うことになる。
青山は水墨画と向き合うことにより、自分のなかの孤独感や喪失感などと向き合っていくことになる
っていうようなお話。
https://youtu.be/ZckNTyRH-Fg
公式のサイト(←クリックすると飛びます)
を開いて知ったけど、作者さんが水墨画を描く人なのだそうです。
そういう場合って難しい言葉が出たり、
素人が読んでも分かんないスピード感でストーリーが進んだりしますが、
これは青山くんが初心者で、すこしづつすこしづつ湖山先生から教わるように、
読んでる私たちも、すこしづつ水墨画の面白さ、美しさを知る事になります。
結構長く、初心者向けの「春蘭」という題材がでてくるので、
思わず途中で「春蘭」という作品がどういうものなのかググってみましたよ。
そしたら、内表紙に薄く描かれているものがソレだったようです。
なるほど、
下書きもない、色を塗ることもない、
一筆の難しさ。
そこにはごまかしが一切できない。
絵を描くのって、数時間、数日、数週間、数か月、数年・・・とかかるものが多いのに、
水墨画はその場描き上げてしまう。
それはその集中力によって、作品を素晴らしいものにする。
そして墨のみを使う作品であるからこそ、
濃淡、重なり、隙間、空白でさえ、計算された作品の一部。
描かない部分を「描く」。
その一つの線を描くために、自分とむきあって、自分の水墨画を描く。
難しいいっちゃぁ難しい話だし、
そうでもない青春物語っていえばそうだし。
とにかく作品を「産む」ってのはどの世界でも大変なんだなぁ・・・。
って思った作品でした。
読み終わった日、図書館で予約している本が1冊順番まわってきたようなので
さっそく、行って借りてきました
(「線は、僕を描く」も混じってますが)
ついでに2冊借りてしまったので3冊。
家の本棚にはもう数か月前に買って読もうとおもっている本が1冊あって、
でも、借りた本を先に読まないとだめなので、
それはまだ当分おあずけですね。
図書館には他に予約している本が4冊あります
読むスピードがかなり遅くなっている今、これ、読めるだろうか・・・?
がんばります~

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